現代病と心療内科

心身症とは何か?

心身症とは何か?

 

 

 

 

 

 

日本心身医学会が規定した、『心身症』 の定義は、

 

 

 

「心身症は、身体疾患の中で、その発症や経過に、心理社会的な因子が密接に関与し、

器質的ないし、機能的障害が認められる病態をいう。ただし、神経症やうつ病など、

他の精神障害に伴う身体症状は、除外する」

 

 

 

となっている。

 

 

 

器質的障害とは、”腫瘍” や、”炎症” のことであり、

機能的障害とは、”身体の動きや働きが弱まる” ということだ。

 

 

 

つまり、『心身症』 とは、心と身体が密接に関連している病気であり、

その心身症を診るのが、心療内科という診療科目で、

心身症の治療には、内科的アプローチが欠かせない。

 

 

 

だが、心身両面から診察・治療を行っている医師は、不足しているのが現状だ。

 

 

 

また、心身症の定義の文章をよく見ると、

うつ病や神経症は、心身症から除外されていることが分かり、

心療内科では、対象外の扱いと読み取ることができる。

 

 

 

しかし実際には、うつ病や神経症も、精神症状だけでなく、

身体の症状を伴っていることが多く、必ずしも、

心療内科での診療が適していないわけではない。

 

 

 

社会の発展に伴い、新たな病気も色々な形で生まれている今日、

病気の定義も、現状に沿って改められるべきではないだろうか。

 

 

 

精神科医・心療内科医だけでなく、すべての医師にとって、

老齢人口の急増に対応し、健康教育の普及や、予防医療に重点をおき、

更には、介護・福祉分野との連携など、課題は山積している。

 

 

 

会社を休み、何週間もかけてあちこち医療機関を渡り歩き、

最後には、「気のせいだ」 と、自分を諦めている患者も多く存在する。

 

 

 

そういった人を、一人でも少なくするために、

よりよい治療体制の確立と、発展を望みたいものだ。

 

 

 

 

 

 

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